課題と経緯

海外と統一化された
システムの構築

今後展開が予想される海外製造拠点と、日本とのシームレスな情報共有を実現する為、統一化された設計システム並びに生産システムの構築が必要となり検討を開始。その一環として、営業部門もグローバル化の対象となり検討を開始した。

国内と海外との
情報共有の効率化

国内拠点と海外拠点で、商談情報を共有する際にシステムが存在しないため、メールに添付されたExcelファイルによって情報共有をおり、業務的に非効率な面があった。

グローバルな
クラウドシステムの構築

グローバルな思想(最適な業務プロセス構成)を元にパッケージソフトをベースとしたクラウドのシステム基盤を構築し、海外拠点との商談情報の共有を早期に実現させるための短期計画とグローバル化の為の業務プロセス改善を中心とした中長期計画をスタート。

システム概要

事例)産業機械製造業向け

  • 日本と海外との商談情報を共有するための顧客関係管理システム(CRMシステム)を導入し、クラウド基盤上での情報共有を実現。
  • クラウド上のCRMとオンプレミスの既存システムとの間でシームレスなデータ連携を実現。
  • グローバルシステムとして、言語切替でシステムを利用できる。
産業機械製造業向け事例図

導入効果

効果1
  • 日本と海外の商談情報共有はメールと添付ファイル(Excel)によって行われていたが、CRMシステムの導入により、商談情報をクラウド上で共有し、リアルタイムでの情報共有が可能となった。
  • 新規工事案件において受注後管理を個人単位でExcelで行っていたが業務が、CRMシステムを利用することにより情報の一元化と管理状況可視化が図られ、管理者目線での業務遅延フォローなどがやりやすくなった。
  • 海外拠点のエンジニアが利用し、ほぼ教育なし(簡易マニュアル)でオペレーションが可能になった。
効果2
  • 各既存システムに散らばっていた情報を、顧客情報を軸にCRMに集約し、顧客に関連付けた閲覧が容易になった。(顧客訪問前の情報収集に利用)