BUSINESS INTRODUCTION

互いの強みを生かし、
グローバル市場に挑む

NTTデータMHIシステムズは、2017年10月にNTTデータと三菱重工業の共同出資によって誕生したIT企業です。社名に入っているMHIは“Mitsubishi Heavy Industries”の頭文字に由来するものであり、三菱重工グループの情報システム会社が設立の母体となっています。

日本最大規模の総合機械メーカーとして、日本のものづくりを牽引してきた三菱重工グループ各社は船舶、エネルギー関連機器、産業機械、航空機、ロケットなど広範な領域で製品開発を行っており、システムについてはその多くを関連会社が担ってきました。しかし、熾烈さを増すグローバル市場での競争においては、AI、IoTといった最先端技術の潮流をより積極的に採り入れていく必要がありました。

国内最大手のシステムインテグレーターであり積極的なグローバルビジネスを展開しているNTTデータは、培ってきたICT分野における高度なナレッジを三菱重工グループのものづくりや生産管理技術と融合・発展させることで、自社はもとより〈日本のものづくり〉そのものについてグローバル市場での存在感を高めていきたいという思いがありました。

こうしたWin-Winの関係にあった両者がタッグを組み誕生したのがNTTデータMHIシステムズなのです。

NTTデータ×三菱重工グループ

ICTソリューション&サービスで
お客様価値を創造する私たちの事業

NTTデータMHIシステムズの顧客となるのは、三菱重工グループが全国に展開している生産拠点や事業所。それらを最先端の技術を駆使して効率化していくことこそが、私たちの重要な仕事です。当社では、三菱重工グループの多岐に渡る事業をシステム面から支えるべく、ICT(情報通信技術)を用いたソリューションの提案、システムの企画・開発から運用までを行っています。

  • 発電所・原子力・プラント

    発電所・原子力・プラント

  • 航空機・ロケット

    航空機・ロケット

  • 船舶・交通

    船舶・交通

  • 産業機械

    産業機械

ものづくりを支える私たちの
バリューチェーンソリューション

  • 営業から
    アフターサービスまで
    ものづくりを
    トータルにサポート

    ERPソリューション

    ERPとはEnterprise Resources Planningの略で、基幹情報の統合システムのこと。三菱重工グループが製造している製品に対して、データ分析に基づいたシステムで業務改善の支援をします。
    携わるプロジェクトには、航空機に関わるシステム、火力発電所の運転情報を一元管理するシステム、交通システム、プラント建設における建設資材管理システム、エンジン・ターボチャージャー製造システムなどがあります。
    営業・設計・生産・調達・コーポレートなどのあらゆる業務領域における課題を分析し、ソリューションを提案します。

    POINT

    グループ全体に関わるコーポレート系システムの開発・運用維持をはじめ、連結経理に関わる次世代コーポレートの構築に向けた仕組みづくりも。システム開発が生産現場に与える影響をリアルに感じられるフィールドです。

  • さまざまな
    技術データを統合した
    一貫システムで
    情報をシームレス化

    PLMソリューション

    PLMとはProduct Lifecycle Managementの略で、製品に関する引合、設計、工作などのさまざまな情報を相互に関連付けて管理し、製品事業の効率化を実現するシステムのことです。
    プロジェクトの一例を挙げると、三菱重工グループの基幹システムに合わせて開発した製造部品表(M-BOM)の管理システム、オーダー発行システム、経理システムの開発において、設計から保守までに携わります。
    お客様へのヒアリング、データ分析とその結果の報告、活用方法などを提案しお客様の課題を解決に導きます。

    POINT

    製造現場や実稼働している現場に対して、機械学習や統計モデリングなどの手法を用いてデータの分析・改善案の提案を行います。いわば三菱重工グループ全体の経営資源を最適に最大に活用するシステムづくりといえます。

  • 情報の一元管理による
    リアルタイムな共有で
    顧客サービスの
    可能性を拡大

    CRMソリューション

    CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、顧客情報と各種情報のリレーションを構築するシステムです。
    CRMを導入することにより顧客に関する情報が統合されると、長期的で戦略的な営業活動が可能になります。具体的には、営業プロセスが効率化されることで、アフターサービスから次のビジネスチャンスが生まれやすくなり、さらに持続的な関係性を構築できます。
    顧客情報を主軸としたデータの一元管理は、サービスの質と顧客満足度を向上させます。

    POINT

    グループ各社・各支社・各部署が個別に持っていたローカル情報をグループ全体で共有することができます。またクラウドの導入により、国内はもちろん海外拠点も含め、グローバルな情報共有も可能にします。

  • 工場の
    生産情報の見える化・
    製造指示データの伝送など
    スマートファクトリー化

    IoTソリューション

    エネルギ―、プラント、防衛・宇宙関連等の多彩な分野、全国の各拠点業務を支援してます。例えば、発電プラント向けのアプリ開発では、AIや非構造化データの技術を用いて、発電効率を最適化するシステムや、大量の技術資料を簡単に検索できるシステムを開発。ほかにもクラウド化や、運用・保守業務を支援するITパッケージも構築します。
    三菱重工グループの工場にある設備の稼動状況を“見える化”し、停止している設備についてその原因を探る設備稼働監視システムや、品質記録の一元管理化を通じて、記録参照を自動化するシステムなども開発。
    基幹システムや業務システムを担うアプリを開発し、設計・開発から運用・保守までを担います。

    POINT

    3Dデジタル技術やデータサイエンス等の先端技術領域の自社価値創出に注力し、AIコンフィギュレーション、スマートファクトリなど多種多様な技術を扱います。