地方での暮らし
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長崎地区 で暮らす

現在変革期の真っ只中。
独特の地形と異国情緒が街中に漂う
エキゾチックタウン

長崎市

ABOUT

長崎市は、長崎県南部に位置する人口約40万人(2023年2月現在)の県庁所在地です。長崎港を中心としたすり鉢状で坂の多い地形と、鎖国時代に日本で唯一、海外との交易の窓口だったことから、街全体にエキゾチックで美しい景観が広がっています。特に端島炭抗(軍艦島)や大浦天主堂などは世界遺産にも登録され、稲佐山から一望する夜景は「世界新三大夜景」にも認定されるほどです。また、とれる魚の種類も豊富でちゃんぽんや皿うどんなどのグルメも充実しています。現在は街全体が変革期を迎えており、2021年には長崎駅西口広場をはじめ新たな施設が次々と開業。今年以降も新幹線の暫定開業などが予定され、より美しく便利な街になることが期待されます。

ノスタルジックで幻想的でもある長崎の街並みはフォトジェニック。大人が楽しめるお出かけスポットもいっぱいです。

POINT

  • 経済

    経済

    産業は、造船・造機製造業をはじめ、水産業や観光関連産業がメイン。ワーケーションの拠点としても注目を集めています。

  • 地形

    地形

    長崎港を中心としたすり鉢状の地形で、中心部の平坦地には商業・行政施設や事業所が、山の斜面には住宅地が広がります。

  • 環境

    環境

    温かい対馬海流の影響で、年間を通じて比較的穏やかな海洋性の気候です。また、寒暖差が少ないことも特徴です。

  • 歴史

    歴史

    遣唐使の派遣拠点や初めてのポルトガル船の入港、キリシタンの街としての繁栄など、日本の窓としての役割を果たしてきました。

NUMBERS

  • 単身一世帯、
    一ヶ月あたりの支出額

    15.2 万円

    支出

    年間で平均182万円の支出額(食費、住居費、被服費、交通・通信費、水道光熱費など)は全国平均を5万円ほど下回るため、貯蓄の余裕も生まれます。

  • 水揚げされる
    魚の種類の多さ

    1

    魚

    長崎県全体でとれる250種類以上の魚種は日本一。魚料理を提供する飲食店やレストランも多く、四季折々でさまざまにアレンジされた旬の魚を楽しむことができます。

  • 犯罪発生率と地震発生率、
    少ない方から

    2

    安全

    長崎県全体として犯罪が少なく、治安がよいです。また、地震が少ないことも安心・安全に暮らせる大きなポイントとなります。

SPOT

  • 長崎新地中華街

    長崎新地中華街

    横浜、神戸と並ぶ三大中華街のひとつ。旧正月を祝う長崎ランタンフェスティバルの時期(1~2月)には赤色の中国提灯が通りを華やかに彩ります。

  • 稲佐山公園

    稲佐山公園

    標高333mの稲佐山を中心とした公園で、山頂にある展望台から望む眺望は、世界新三大夜景のひとつに数えられています。また、夏は音楽イベントの会場になることも。

INTERVIEW

美しい海や山に囲まれて
長崎造船所の基幹システムを
トータルで手掛ける。

Y.M
2000年入社
生活学科卒
  • 私たちが住むここ長崎は、三菱重工の発祥の地です。
    私たちは、お客様である長崎造船所(=長船/ながせん)の側に事務所を構える「西日本支社」で仕事をしています。
    仕事内容は、長船で使用されるシステム(とりわけ造船、発電所、航空機部品等に関連するシステムの生産、販売、受発注、在庫管理といった基幹システム)の開発から運用・保守までを担い、お客様の事業をICTでトータルにサポートしています。
    入社から現在まで開発部門に所属し、三菱重工業が構築した発電所関係のプロジェクトマネジメントシステムの保守・運用に携わっています。スケジュール、コスト、品質など、あらゆる情報を見える化し、プロジェクト管理を支援するシステムを構築するのが主な仕事です。システムの維持管理はもちろん、お客様からの問い合わせに対応したり、要望にお応えし、より使い勝手のいいシステムづくりを目指しています。

    スタッフ
  • 入社から現在まで西日本支社勤務ですが、社員は明るくオープンな人たちが多いです。「誰でもウェルカム!」といった雰囲気なので、すぐに打ち解けられると思います。業務上はもちろん、仕事を離れたところでも交流があります。「釣り場でいいところはないですか?」「じゃあ連れて行ってあげるよ」という感じで、プライベートでもお世話になったり。そのおかげで、うちの長男は釣りが好きになりました。
    長崎県にはさまざまな歴史と文化が息づいています。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と「明治日本産業革命遺産」2つの世界遺産があり、職場近くには後者の構成資産である「ジャイアント・カンチレバークレーン」があります。1909年、日本で初めて建設された電動クレーンですが、今も現役で稼働し、船の甲板や船体などを運ぶ雄大な姿を見せてくれます。

    スタッフ
  • スタッフ
  • 東京-長崎は飛行機で約2時間。2022年9月には西九州新幹線も開通しました。長崎市内の移動には、140円でどこまででも行ける「路面電車」がおすすめです。また、長崎市中心部のターミナルから出ている水中翼船「ジェットフォイル」に乗って約1時間半で五島へも行くことができます。コバルトブルーの海に魅了されること、間違いなしです!
    花と光の観光リゾートとして知られる「ハウステンボス」では、1年中、夜になると約1300万球が輝くイルミネーションが楽しめます。その光景はまさに圧巻。空気がもっとも澄む冬のイルミネーションランキングで10年連続1位というのも納得です。また、2012年の「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港やモナコと並び、「世界新三大夜景」に選定された稲佐山からの夜景も、ぜひ一度お楽しみください。

    スタッフ

PRIVATE

長男が釣り好きで、よく三重漁港、長与港などに行っています。長崎はお魚も新鮮で、東京から来られた方々は「お刺身がおいしい!」とびっくりされます。とくにアジやヒラメがおいしいですよ。登山も好きなので、春や秋には比較的登りやすい岩屋山などに家族で登ることもあります。休日にリフレッシュすることで、仕事への活力を養っています。